ホーム通関士養成私の合格体験記平成23年度 › 「時間の余裕がない通関実務では、受験テクニックを身につけて活用できます!」

通関士養成

Jtrade

貿易統計Web検索システム ジェイ・トレード

FAX&COPYサービス

統計品目番号を記して申し込めば、後はFAXを待つだけ!

貿易統計
データ提供サービス

貿易統計データを表計算ソフトに取り込み二次加工が容易に!

「時間の余裕がない通関実務では、受験テクニックを身につけて活用できます!」

~開始から2、3分で解答順を決め、マークシートの塗りつぶしミスをチェックしてから最後の問題に集中しました~

平成23年度通関士試験通信教育講座受講(受験2回)
大城 誠市(商社、経理部門勤務)

   横浜税関による関税事後調査に立会ったことがきっかけで「通関士試験」にチャレンジすることを決心しました。中年を過ぎ(56歳)、記憶力が落ちていることや仕事が忙しく充分な勉強時間が取れないことを前提に次のような学習方針を立てました。

  1. 教材の絞り込み(これだけしかやらない!)
    ・日本関税協会の通信教育テキストを軸に『通関士試験問題・解説集』『まるわかりノート』『ゼロからの申告書』で学力の強化を図る。
  2. 学習時間の確保(効率的な学習)
    ・サブノートは作らない。→ 『まるわかりノート』に書込み、サブノートに代える。
    ・通信教育テキストは2度読んだ後は参考書とする。私の記憶力では、テキストのまる覚えは無理と判断した。
    ・通勤、出張、昼休みなど「すきま時間」の活用。『まるわかりノート』を復習教材として常に持ち歩き、重要性の高い項目から学習した。また、昼休みは輸出・輸入申告問題など時間を制限し答練していた。慣れると、輸出・輸入の計2問を30分以内で解けるようになります。

   残念ながら、1回目の受験では「通関実務」で1点足りず不合格でしたが、他の科目は8割程度の正解率でしたので、学習方針は間違っていなかったと判断して、基本方針は変えずに次のような工夫を加えました。

  1. アウトプット中心の学習(過去問題集、模擬試験の積極的利用)
    ・学習サイクルの確立(問題解答 → 不正解 → テキスト/ 『関税六法』での確認)
    ・選択穴埋め問題は得点源なので頻出条文を読込み暗記する。(テキストのゴシック表示箇所や『まるわかりノート』の頻出条文集を利用)
    「全国通関士模試」及び「オンライン通関士模試」の受験後は必ず復習し、学習サイクルを回し弱点克服する。
  2. 「品目分類」への対応
    ・関税率表(要約)をテキストからコピーして単語カードに貼り付け、寝る前などにカードを繰り、類と所属物品が結び付くまで繰り返す。
  3. スケジュール管理
    ・試験直前1ヶ月は、最低限の付き合いに絞り、出張も控えて勉強時間を確保する。
    ・記憶は1ヶ月と持たない。期限、罰金額などの暗記は直前月におこなう。
    ・体調の管理(試験直前の金曜日は休暇をとりました。)

   勉強がつまらなくなった時に横浜税関や本牧ふ頭に出かけ、保税地域や関税資料展示室などを見学しました。現場に行くと、知識を得たことで見る目が変わったことに気づき、勉強することの良さを実感できます。スランプ時はお勧めです。

   最後に、試験にあたってのアドバイスです。
   「通関実務」は時間に余裕が無く、受験テクニックの優劣で大きな差が出ると思います。第45回通関士試験では、開始2~3分で全体にざっと目を通した上で、得点が得易い解答順番を「輸入申告 → 他の計算問題 → 択一問題 → 選択問題 → 輸出申告」としました。この判断が合格できた理由の一つと考えています。今回の輸出申告書は難問であり、これに時間を取られて余裕を無くし涙をのんだ方々が多かったと聞いています。
   また、解答は必ず見直して下さい。私はマークシートの塗りつぶし間違いを2箇所発見しました(老眼のせい?)。この作業は、残り時間をみて輸出申告を手がける前に行い、その後、残した輸出申告問題に全力集中しました。
   もう一つ、電卓の操作にも慣れた方が良いでしょう。計算問題はパターン化できますので、利用する機能を熟知して、効率的に解答・検算が行えるように練習問題を行う時から意識して訓練して下さい。キー操作や置数入力の省略で、計算時間が驚くほど短縮できます。

   日本関税協会の皆様や、家族の協力を得て合格することができました。本当にお世話になりました。女房の「よかったね」の一言が嬉しかった。

   これから通関士試験にチャレンジされる方々も、自分に合った勉強法を見つけ、それを信じて頑張って下さい。工夫して、粘り強く勉強すれば合格できます。頑張って下さい。