ホーム国内トピックス › 特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律の施行状況(2012年)について

特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律の施行状況(2012年)について

2013年5月30日

環境省及び経済産業省では、毎年「特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律」(以下「バーゼル法」という。)の施行状況について集計を行っております。今般、2012年1月から12月までの状況について取りまとめましたので公表いたします。
2012年1月から12月までの間に、バーゼル法に規定する手続を経て実際に日本から輸出された特定有害廃棄物等の量は、120,466トン(2011年は 88,211トン)であり、日本に輸入された特定有害廃棄物等の量は、9,633トン (2011年は5,300トン)でした。

制度の概要

バーゼル法に基づく特定有害廃棄物等の輸出に当たっては、同法第4条第1項の規定に基づき「外国為替及び外国貿易法」(以下「外為法」という。)第48条第3項の規定による経済産業大臣の輸出承認を得る必要があり、その際に、環境大臣は、バーゼル法第4条第3項の規定に基づき環境の汚染を防止するために必要な措置が講じられているかどうかの確認を行っています(注1)。また、輸出された特定有害廃棄物等の運搬を行う場合は、バーゼル法第6条第1項の規定に基づき、輸出移動書類を携帯する必要があります。一方、特定有害廃棄物等の輸入に当たっては、バーゼル法第8条第1項の規定に基づき外為 法第52条の規定による経済産業大臣の輸入承認を得る必要があり、その際に、環境大臣は、バーゼル法第8条第2項の規定に基づき環境の汚染が防止されているかどうかの確認を行っています。また、輸入された特定有害廃棄物等の運搬又は処分を行う場合は、バーゼル法第10条第1項の規定に基づき、輸入移動書類を携帯する必要があります。
これらバーゼル法の施行状況については、毎年取りまとめて公表することとしており、今般、2012年1月から12月の施行状況について取りまとめました。

2012年における特定有害廃棄物等の輸出の状況

輸出の状況について、輸出手続の段階別に整理すると以下のとおりです。

  • 輸出承認の申請を受け、環境省から輸出先国に対する事前通告を行ったものは70件で、その輸出予定量は、326,047トン(2011年は、66件、273,699トン)でした。
  • 相手国からの輸入同意の回答を得て、経済産業大臣が輸出の承認を行ったものは51件(注2)で、その総量は184,240トン(2011年は、50件、182,799トン)でした。
  • 輸出の承認を得たもののうち、実際に輸出が開始され、経済産業大臣が輸出移動書類の交付をしたものは、852件(注3、注4)で、その総量は、120,466トン(2011年は、658件、88,211トン)でした。

2012年における特定有害廃棄物等の輸入の状況

輸入の状況について、輸入手続の段階別に整理すると以下のとおりです

  • 相手国から日本への輸出についての事前通告を受領したものは72件 で、その輸入予定量は101,057トン(2011年は、67件、76,356トン) でした。
  • 輸入者からの輸入承認の申請により経済産業大臣が輸入承認を行い、環境省から相手国に対し輸入同意の回答を行ったものは50件(注5)で、その総量は、64,638トン(2011年は、44件、26,067トン)でした。
  • 輸入の承認を得たもののうち、実際に輸入が開始され、経済産業大臣が輸入移動書類を交付したものは181 件(注3、注6、注7)で、その総量は、9,633トン(注8)(平成23年は、145件(注7)、5,300トン(注8))でした。

注1:「特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律第4条第2項の地 域及び特定有害廃棄物等を定める省令」で定める地域を仕向地とする同省令で定める特定有害廃棄物等の輸出の場合に限ります。
注2:2011年以前に事前通告を行ったものを含みます。
注3:一定期間の輸出入に関して一括して事前通告又は輸出入の承認がなされたものであって、複数回に分けて輸出入される場合にあっては、通告及び輸出入承認の件数と移動書類の交付の件数とは一致しません。
注4:2011年以前に輸出承認を得たものを含みます。
注5:2011年以前に事前通告を受領したものを含みます。
注6:2011年以前に輸入承認を得たものを含みます。
注7:輸入移動書類を交付せず移動毎に輸入承認を行っている台湾からの輸入承認件数を含みます。
注8:輸入移動書類を交付せず移動毎に輸入承認を行っている台湾からの輸入承認数量を含みます。

なお、詳細な情報については環境省ホームページをご覧ください。
(出所:環境省ホームページ)