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カナダがTPP実施法案を議会に上程(カナダ)

●カナダ

2018年6月14日、カナダのシャンパーニュ国際貿易相は、新環太平洋パートナーシップ協定(CPTPP)を実施するための法案を議会に提出したことを発表した。

 

カナダ政府は、この発表の中で、市場アクセスの機会を多様化し、拡大することは政府の公約であること、このCPTPPが発効すれば、カナダの広範囲にわたる産業セクターの輸出者や投資家は日本、マレーシア、ベトナムを含むアジア・太平洋地域の成長著しい市場へ特恵的な条件でアクセスすることができること、さらにこれまでの協定では設けられなかった中小規模の事業のみを扱った規定を設けており、こうした企業にとって輸出が容易になることにより成長が見込まれ、中産階級の拡大につながること、さらに、CPTPPは、労働や環境のような分野に強固で、執行可能な規定を設ける等アジア・太平洋地域における新たな基準の自由貿易協定であること等の諸点に触れている。

 

CPTPPは、本年3月8日にチリのサンチャゴにおいて当初のTPP署名国であった米国を除くアジア・太平洋地域の11か国によって署名されたもので、正式には「環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定」をいう。CPTPPは、署名国11か国のうち少なくとも6か国が国内の批准手続きを了すれば、その後60日で発効する。
2017年におけるカナダと他の署名国(10か国)との間の貿易額は950億ドルにのぼり、CPTPPが発効すればカナダのGDPは42億ドルの拡大が期待できるとの試算も紹介されている。

 

カナダは米国・メキシコとの間で北米自由貿易協定(NAFTA)を、また欧州連合や韓国との間でも自由貿易協定を結んでおり、CPTPPが発効すればG7の中ではカナダは米州諸国、欧州及びアジア・太平洋地域との間で自由貿易協定を持つ唯一の国となる。

 

CPTPPの署名国は、豪州、ニュージーランド、チリ、ペルー、メキシコ、カナダ、日本、ブルネイ、ベトナム、マレーシア及びシンガポールの11か国である。

 

(出典:2018年6月14日のカナダ政府発表)