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EUと豪州が包括的な貿易協定の交渉開始に合意(EU)

●EU

欧州委員会は2018年6月18日、欧州連合(EU)と豪州が包括的で、野心的な貿易協定の交渉開始に正式に合意したことを発表した。本件は、欧州委員会の通商問題担当のマルムストローム委員とターンブル豪首相、チオボー通商担当大臣とのキャンベラでの会合で合意された。

 

欧州委員会は、交渉目的として物品・サービス上の貿易障壁をなくし、大企業のみならず中小規模の企業にも貿易機会を創出し、さらにはEUが既に締結している他の貿易協定の内容に沿った野心的なルール化を目指すものとしている。

 

EUは、昨年日本と、また今年に入ってメキシコとの間で自由貿易協定の交渉をまとめており、さらに昨年9月にはカナダとの間で自由貿易協定が発効している。

 

EUとしては、豪州との間で貿易協定を締結することによって環太平洋地域との結びつきをさらに強化したいとしており、特に豪州は環太平洋地域の10か国との間で「包括的及び先進的な環太平洋パートナーシップ協定(CPTPP)」を交渉しており、EUとしては豪州との貿易協定を通じて豪州が貿易協定を結んでいる他の諸国の企業との間で公平な条件で競争することが期待できるとしている。第1回目の正式交渉は2018年7月2日~6日の間ベルギーの首都ブリュッセルで開催される予定である。

 

EUは豪州にとって2番目に大きな貿易パートナーで、EU・豪州間の物品貿易は年々着実に拡大し、2017年にはほぼ480億ユーロ(約6兆千万円)に上っている。EUからの輸出は主に自動車、機械類、化学品、食品、サービスで、サービスについては280億ユーロ(約3兆6千億円)に上る。貿易協定の締結によって双方の物品の貿易額は3分の1を超える拡大が期待できるとしている。

 

(出典:2018年6月18日の欧州委員会のプレスリリースより)