大阪支部

「貿易統計資料から最近の原料・エネルギー高をどのように見ればいいの」?

「貿易統計資料から最近の原料・エネルギー高をどのように見ればいいの」?

「貿易統計資料から最近の原料・エネルギー高をどのように見ればいいの」?

貿易統計資料から、最近の原料・エネルギー高をどのように見ればいいの?

昨年後半ぐらいから、エネルギーや素材、原料関係の価格が高くなってきています。
貿易統計でも、これらの品目の通関単価が上昇しており、これは大阪税関が公表している貿易統計の資料(計表)でもはっきりと表れています。

計 表

近畿圏輸入品別表
平成17年4月分(速報値[9桁ベース])

(単位:百万円、%)
区分
商品名
単位 数 量 前年比 価 額 前年比 構成比 増減寄与率 全国比
前年 当年
総額       886,230 113.0 100.0 100.0 100.0 19.5
鉱物生燃料       116,143 132.4 11.2 13.1 27.9 11.2
石炭 MT 1,127,779 90.6 8,866 126.9 0.9 1.0 1.8 10.2
原油及び粗油 KL 2,054,754 97.7 69,875 148.7 6.0 7.9 22.4 11.0
石油製品       7,996 127.9 0.8 0.9 1.7 6.6
天然ガス及び製造ガス MT 826,512   28,260 105.6 3.4 3.2 1.5 15.2

上記の平成17年4月分の輸入品別表(9桁速報時)でみると、石炭は数量で9.4%減少、価額で26.9%増加となっており、単価の上昇がうかがえます。
また、同じく原油及び粗油では数量で2.3%減少、価額で48.7%増加となっており、単価上昇が激しくなっています。

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