WCO留学生との意見交換を開催

 

12月19日(水)、世界税関機構(WCO)留学生として青山学院大学経営学研究科の「戦略経営・知的財産権プログラム Strategic Management and Intellectual Property Rights Program (SMIPRP)」(1年の修士課程)に在籍中の途上国税関職員とCIPIC会員との意見交換会を開催しました。

 

当日は、WCO留学生として本年4月からSMIPRPコースで勉強しているナミビア、カンボジア、ラオス、ブータン、インドネシア、タンザニア及びルワンダの税関職員とCIPIC会員2社が参加しました。会員企業側から、各企業における模倣品対策の基本方針についてプレゼンを行い、続いて留学生を代表してタンザニア税関職員から自国の知的財産侵害物品水際取締制度について紹介を行いました。

 

その後、税関及び権利者双方が課題としている、電子商取引の発達と模倣品、模倣品廃棄コスト、税関が差止めた模倣品の保管料、途上国における権利者と税関当局との連携強化等の問題点について活発な意見交換が行われました。