WCO留学生がCIPIC会員企業を訪問

 

 世界税関機構(WCO)留学生として青山学院大学経営学研究科の「戦略経営・知的財産権プログラム」及び政策研究大学院大学(GRIPS)の「公共財政プログラム」にそれぞれに在籍中の途上国税関職員が、知的財産侵害物品の水際取締りに関する授業の一環としてCIPIC会員4社を訪問しました。

 

 会員企業側から、各企業における事業活動、模倣品対策の基本方針、具体的摘発事例等についてプレゼンを行いWCO留学生と意見交換を行いました。留学生側からは、権利者と途上国税関との連携強化を図る具体的方法、越境電子商取引の発達と模倣品対策、最新の模倣品対策技術の活用と途上国への展開、現地法律事務所(代理店)の活用等について質問が出され、訪問先権利者企業の担当者との間で活発な意見交換が行われました。