CIPIC講演会開催のお知らせ

 

日本関税協会知的財産情報センター(CIPIC)では、毎年模倣品対策の水際措置に関するトピックスについて、有識者や関連省庁の専門家をお招きし、講演会を行ってきているところです。

 

本年は、我が国における特許権を活用した知的財産侵害物品の輸入差止に関するパネルディスカッションを開催することとしました。我が国税関による知的財産侵害物品の輸入差止件数は近年3万件前後の高い水準で推移しております。ただし、その多くは商標権侵害に基づくもので、特許権侵害に基づく輸入差止の件数は限られたものとなっております。また、特許権に基づく輸入差止の申請件数も限られたものとなっております。

 

そのため、特許権に基づく輸入差止を活用されている企業の専門家、法律専門家、及び税関当局の皆様にパネリストとして参加いただき、特許権侵害物品に対する輸入差止の活用とその課題について発表していただき、参加者との意見交換を通じて特許権を利用した輸入差止の活用の促進を図っていきたいと思っております。

 

併せて、毎年3月に財務省から発表される「税関における知的財産侵害物品の差止状況」について、財務省関税局業務課知的財産調査室から詳細な説明を行っていただく予定にしております。

 

ご参加を希望される方は、参加申込フォームに必要事項をご入力の上CIPIC事務局まで送信してください。

 

 

日 時 : 2019年4月1日(月) 14:00~16:30
   
議題1.

:「税関における知的財産侵害物品の水際取締り状況-平成30年の差止実績、権利者との連携強化-(仮題)」 14:00~14:50

  (講演者) :坂田 誠(財務省関税局業務課知的財産調査室長)
     ― 休憩:14:50~15:00 ―
議題2. :「特許権侵害物品の水際差止めを実現するためのポイント」 15:00~16:30
  (パネリスト) :津久井 見樹(保土谷化学工業(株)法務部長・弁護士)
    :原田 雅章(弁理士 原田雅章知財事務所)
    :藤本 晋也(東京税関業務部総括知的財産調査官上席調査官)
  (モデレーター) :関 智文(弁護士 関智文法律事務所)
会 場 連合会館
   東京都千代田区神田駿河台3-2-11 203号室   電話:03-3253-1771
   
参 加 費 :無料
   
定 員 :100名
   
申込締切 :先着順で満席になりましたら締切らせて頂きます。

 

 

お申込み方法

 

参加申込フォームに必要事項をご入力の上、お申込み下さい。