CIPIC会員による横浜税関川崎外郵出張所見学会を実施

 

 平成30年2月5日、横浜税関川崎外郵出張所の協力を得て、CIPIC会員向け税関見学会を開催しました。

 当日は、川崎外郵出張所望月所長による川崎外郵出張所の概況説明が行われ、その後外郵出張所内において税関の郵便物検査風景の視察や麻薬探知犬のデモンストレーションを見学し、最後に川崎外郵出張所職員及び横浜税関業務部知的財産調査官とCIPIC会員の意見交換を行いました。

 川崎外郵出張所は、船便で到着する全ての郵便物、航空便で到着するEMSを除く通常郵便物及び関東甲信越以北宛の小包郵便物、並びに関西空港到着分を除くSAL郵便物を扱っています。毎日輸入される20万個を超える輸入郵便物の中から、麻薬や覚せい剤、けん銃、模倣品といった国民の安全・安心を脅かすものが隠されていないか、各種の検査機器を活用して検査を行っており、多数の不正薬物の摘発や模倣品の差止を行っているとの説明がありました。

 参加したCIPIC会員の皆様も、多数の郵便物と格闘する税関の仕事に対し高い関心をもたれ、質疑応答においては、知的財産及び模倣品対策のプロの観点からの質問が相次ぎ、大変有意義な見学会となりました。CIPICとしては税関当局の協力を得つつ、今後も税関見学会を開催していきたいと思っています。