WCO主催アジア太平洋地域知的財産侵害物品水際取締ワークショップに参加

 

  世界税関機構(WCO)主催、アジア太平洋地域の知的財産侵害物品水際取締ワークショップが、2017年5月15日~18日の間、千葉県柏市所在の税関研修所(兼WCO地域研修所)において開催されました。

 当該ワークショップは、本年2月にアジア太平洋地域で実施された知的財産侵害物品のオペレーションのフォローアップ及び各国税関の水際取締能力向上の目的で開催されたものです。当該期間中の5月17日(水)、CIPICは会員5社の協力を得て、参加した23ヶ国の税関職員に対して識別研修を行うとともに、権利者と税関との関係強化について意見交換を行いました。

 識別研修では、各会員が真正品と模倣品のサンプルを用意する等により、具体的な識別ポイントを分かりやすく説明しました。また、意見交換会においては、参加した各国の税関職員及びCIPIC会員から活発な意見が出され、今後、各権利者が海外の税関との協力関係の構築を図る上で非常に有意義な意見交換会となりました。

 CIPICでは引続きWCOと協力し各種活動を行なっていく予定にしております。