令和元年6月19日（水）、財務省関税局がサウジアラビア税関において開催した真贋識別セミナーにCIPIC会員２社が参加しました。

サウジアラビア税関本部ビルにおいて開催された真贋識別セミナーは、財務省関税局がサウジアラビア税関に対して実施した模倣品水際対策強化に関する技術支援プログラムの一環として実施されたもので、日本側からは関税局及び日本税関職員、CIPIC会員の権利者2社が、サウジアラビア側からサウジアラビア税関職員約40名が参加しました。

当日は、日本及びサウジアラビア税関当局からそれぞれ自国の水際取締りの概要説明を行った後、当日参加したCIPIC会員の現地代理人から各社の模倣品対策方針、真贋識別ポイント、模倣品の摘発事例の説明等を行いました。サウジアラビア税関参加者から日本における模倣品の水際取締りの状況、権利者と税関との関係強化策等に関し多くの質問が出され、活発な意見交換が行われました。