タイにおいて真贋判定セミナーに参加

 

JETRO及び経済産業省は、タイにおいて真贋判定セミナーを開催し知的財産取締関係省庁の職員に模倣品摘発の知識を提供すること等を目的として、平成29年6月19日~23日の間ミッションを派遣しました。CIPICもJETROの要請に基づき東外ミッションに参加しました。

真贋判定セミナーは、バンコク(6月19日(月))及びラオス国境のムクダハン(6月22日(木))においてそれぞれ開催されました。バンコクにおけるセミナーにはタイ税関、タイ経済警察、法務省特別捜査局、タイ知的財産局等から約100名の職員が参加し、CIPIC会員を含む日本の権利者11社が、自社商品の真正品と模倣品との真贋判定ポイント等について説明を行いました。また、セミナー会場において各権利者が真正品と模倣品のサンプルを展示するブースを設け具体的な真贋識別方法について説明を行いました。CIPICからは事務局長がミッションに参加し、日本税関の水際取締りの実績及び詳しい手続について紹介し、タイ税関との手続きの相違についても説明しました。

また、ミッション参加者は、タイ商務省知的財産局、タイ税関ラッカバン税関支署、タイ税関ムクダハン税関支署を訪問し、模倣品水際取締対策や知的財産権保護政策等について意見交換を行いました。